[2月25日発表]フランスで感染状況がまた悪化!変異株の感染者が急増中!
Bonjour !
フランスでは18時からの夜間外出禁止も続いているので、朝起きて17時半まで家に引きこもってテレワークして、ちょっと休憩してたらあっという間にもう18時。結局ロックダウンと同じ生活が続いています。
これからどうなるかな〜と思っていたら、2月25日に政府から新情報が!
前回の政府の発表では感染者数が緩やかに減少していたにもかかわらず、ここ数日で変異株による感染が急速に拡大し、感染者数がまた増加しているとのこと。
というわけで、2月25日にカステックス首相による発表の要点をまとめてみました。
●感染状況
感染者数 : ここ数日間で悪化しており、1日あたり3万人の新規感染者が出た。これは2度目のロックダウンが行われた11月と同等の数値。
変異株 : 感染状況の悪化の要因は変異株が猛威を奮っていること。現在、新たな感染者数の半分は英国の変異株。テレワークや夜間外出禁止、ロックダウンを用いても、他のヨーロッパの国々の状況を見ると、変異株にはあまり効果がないとのこと。
●対策
画像 : Le Parisien
-ニースとダンケルクでは今週末から週末のみロックダウン。
-感染状況の悪化が見られる地域は「強化監視(surveillance renforcé)地域」に指定。上の地図で赤く示されている地域がそれに当たります。今後の状況次第では、3月6日を目処に再度ロックダウンが行われる可能性があります。
対象地域は、パリを含むイル・ド・フランス、プロヴァンス=アルプ=コートダジュール地域圏の大半、オー=ド=フランス地域圏の大半、ローヌ県、ドローム県、モゼル県、ムルト=エ=モゼル県、ウール=エ=ロワール県
パリに関しては、パリ市が今回の発表を受け、政府にロックダウンを行うよう推奨するとのニュースが出ています。
●ワクチン
フランスでは昨年末から重症化の可能性が高い高齢者や脆弱な方からワクチン接種が始まっていましたが、ここ2週間で80歳以上の感染者数は減少しており、ワクチンの効果が見えてきたそう。
2月末までに300万人にワクチンが接種される見込みです。3月末までには、75歳以上の国民の3分の2が接種完了予定。4月頭からは65歳以上、5月中旬には50歳以上の方のワクチン接種が開始されます。
まとめ
まる1年、コロナと戦い続け、医療関係者、小さな商店の経営者、学生たちの負担や経済危機がより大きくなっています。
スーパーで万引きをしなければ食べていけないと言っている学生たちも多くいます。
政府も学生に1ユーロで食事を提供したりと、様々な経済支援を行っていますが、満足のいく結果は得られていないとのこと。
一日でも早く、変異株の感染状況が落ち着いてくるよう願うばかりです。
どうぞ皆様、ご自愛下さいね🙏🍀
最後までお読みくださってありがとうございます。
それでは A bientôt !
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