新型コロナ下のフランス、外出制限緩和第2段階へ突入!気になる概要は?
Bonjour ! フランスでは昨日5月28日に、フィリップ首相から来週火曜日6月2日から外出規制緩和の第2段階に入ることが発表されました。その大まかな概要をまとめてみました。
● 危険度のゾーン分け : パリを含むイル=ド=フランス地域圏、ギュイアンヌ及びマイヨットは特別な注意が必要なオレンジゾーン。イル=ド=フランス地域圏では幾つかの県で発生率が高く、重篤患者数が多い。マイヨットは、引き続きウイルスが活発に流行し医療が圧迫されている。ギアナは感染が拡大中。その他は緑ゾーン。
●学校 : 6月2日以降,全土で小中学校を再開。高校も緑ゾーンを中心に部分的に再開。
● 飲食店 : カフェ,レストラン,バー等は,6月2日から営業再開可。ただし,オレンジゾーンではテラスのみ営業可。
●公共施設 : 今週末から公園を再開。6月2日以降,ビーチ,博物館,歴史的建造物等の営業を再開。映画館は6月22日以降再開予定。ディスコ,スタジアム,競馬場は閉鎖。
●集会 : 少なくとも6月21日まで,公共の場での10人以上の集会,集団スポーツは禁止。
●長距離移動 : 6月2日以降,自宅から100km以内の制限を廃止。証明書無しで100km以上でも移動できるようになります。
●検査 : 症状がある人と高リスク接触者全員に対して検査を実施可能。 症状がある場合は、医師の診断を受けてから検査を受ける。
●アプリ : 感染拡大防止の為の追跡アプリ、StopCovidを開発。個人情報、プライバシーを保護する仕組み。GPSは使用せず、データは匿名化され、保存期間は限定されている。国はデータにアクセスできない。6月2日から任意・無料でダウンロード可能。患者と1m以内で15分以上接触した可能性がある場合に通知される。
●パリの公共交通機関 : 引き続きピーク時のイル=ド=フランス地域圏交通機関利用時には証明書が必要。
●テレワーク : 可能な限り引き続き継続。
●旅行 : 6月2日以降,緑ゾーンで観光宿泊施設を再開。オレンジゾーンでは6月22日以降。ヨーロッパ内での移動は,欧州レベルで調整の上決定される。フランスは6月15日以降のヨーロッパ域内国境の制限解除に賛成。欧州からのフランス入国者には入国時の14日間の隔離は課さない(当該国がフランスからの入国者に隔離措置を要求している場合は相互主義に基づき同様の措置を実施)。欧州外との国境についても,6月15日以降を見越して欧州レベルで調整。
次は6月22日から第3段階に入ります。フィリップ首相によると、まだまだフランス全土でウイルスは流行しているけれど、感染拡大速度は抑制できていて当初の目標よりも良い状況だそう。注意は必要だけど、元の生活が一歩ずつ戻って来ているようでほっとしました。この調子で少しずつ、また旅行が楽しめる日が来ますように!
参照元 : 在仏日本国大使館, FRANCE 24, Europe 1, 20minutes
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