O'bon Paris Blog

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2021年の美しすぎるガレット・デ・ロワまとめ!

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写真 : Pinterest

Bonjour !
フランスではクリスマスから年末年始まで引き続きクリスマスツリーやイルミネーションを飾り、1月までまだまだお祭りムードが続きます。そして新年のグルメと言えば、ガレット・デ・ロワ

 クリスマスから1月頭までのフランス文化は、こちらにまとめているので是非ご覧くださいね!

日本では年越しからお正月はというと厳かな雰囲気ですが、フランスの年越しは友人とのパーティーが定番なお祭り騒ぎ。そのすぐ次に来るのが、エピファニーと呼ばれる公現祭です。

 

ガレット・デ・ロワとは?

公現祭はキリスト教の祝日で、毎年1月6日とされています。この祝日にフランス人たちが一番楽しみにしているのが、ガレット・デ・ロワ(Galette des rois)と呼ばれるパイ。
ガレット・デ・ロワとは、フランジパーヌと呼ばれるアーモンドで出来たペーストをパイ生地で包んだお菓子で、中にフェーブと呼ばれる小さな人形が入っています。このパイを人数分に切り分けて皆でシェアして食べるのが、グルメなフランス人達のメインイベントです。
自分のケーキにフェーブが入っていた人は、パイを購入したときについてくる紙でできた王冠をかぶり、その日の王または女王となります。

 

2021年のガレット・デ・ロワまとめ

それでは早速2021年の美味しそうすぎるガレット・デ・ロワの数々を見ていきましょう! 

ピエール・エルメ

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写真 : Pinterest

クリスマスのブッシュ・ド・ノエルも宇宙一色だったピエール・エルメガレット・デ・ロワも宇宙をテーマにした、オリジナルな一品です。見た目から星のチャームが可愛らしいガレットは、ピエール・エルメのJardin de l'Atlasというマカロンのフレーバーからインスピレーションを受けたもの。オレンジフラワー。はちみつ、レモンのフレーバーが特徴的です。グルメ好きにぴったり。
4人用35ユーロ、8人用56ユーロ、12人用72ユーロ

 
Lutetia

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写真 : Pinterest

その名も「111 nuances de noisette(ヘーゼルナッツの111のニュアンス)」という、名前から期待が高まってしまうガレット。クリーム、プラリネ、ペーストなどなど、ヘーゼルナッツをふんだんに使った一品です。
75ユーロ

 

ヒューゴ&ヴィクトル

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写真 : Pinterest

マロン形の可愛らしいガレット。洋梨と栗を組み合わせた、優しい甘みの一品です。レモン果汁がアクセントになっています。
6−8人用49ユーロ

 

ルノートル

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写真 : Pinterest

ニット帽の形をした冬らしいルノートルのガレット・デ・ロワは、味もユニーク。伝統的なフランジパーヌに、オレンジ、レモン、ポメロなどの柑橘フルーツのコンフィが組み合わせられています。バニラキャラメル風味のパイ生地がまたたまらなく魅力的。
6−8人用59ユーロ


ラ・メゾン・ドゥ・ショコラ

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写真 : Pinterest

柔らかなアーモンドペーストのフランジパーヌに、洋梨とチョコレートを合わせたガレット・デ・ロワピーカンナッツのカリッとした食感がアクセントになっています。
6−8人用60ユーロ 


シリル・リニャック

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写真 : Pinterest

カラメリゼしたシャレンテスバターを使ったパイ生地と、アーモンドクリーム、アーモンドミルクを組み合わせたガレットです。フェーブは小さなテディベアが入っているそう。
3−4人用22ユーロ、6人用36ユーロ、8人用48ユーロ

 
Le Meurice

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写真 : Pinterest

冬らしく栗を使ったガレット。中には栗のコンフィで作ったなめらかなクリームが包まれています。カラメリゼした栗のチップスがカリッとしたアクセントに。
6人用45ユーロ


Meert

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写真 : Pinterest

ピスタチオでできたフランジパーヌペーストに、チェリーとフランボワーズのコンフィを合わせ他一品。フランス人の好きなもの全部ギュッと詰め込んだ、宝箱のようなパイです。可愛いクマさんのビジュアルは子どもたちにも喜ばれそう。
6人用30ユーロ 


ブノワ・カステル

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写真 : Pinterest

フランス南部では、ガレット・デ・ロワではなく、ブリオッシュ・デ・ロワを食べるのが風習。フランス国内でもガレット派かブリオッシュ派かの論争は永遠のテーマなのだとか。ブノワ・カステルからはブリオッシュタイプが発売されます。オレンジフラワーが爽やかに香り、フルーツのコンフィが美しくブリオッシュを彩ります。
19ユーロ 


BO&MIE

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写真 : Pinterest

大変な2020年を乗り越えたフランスを讃えて、フランスの形をしたガレットを発表したBO&MIE。アーモンドクリームとこだわりプラリネが入ったガレット・デ・ロワです。
6人用31,90ユーロ


Brach

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写真 : Pinterest

ステンドグラスのように美しいガレット。オレンジフラワーが優しく香るアーモンドクリームと、フランボワーズジャム、シャレントバターを使ったパイ生地が最高のハーモニー。
45ユーロ


マリアージュ・フレール

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写真 : Pinterest

今まで見たことがない、真っ黒なガレット!フランジパーヌペーストは、Majestic Lime & Gingerというマリアージュ・フレールの紅茶からインスパイアされたもの。ライムの爽やかな香りとジンジャーのコンフィがオリジナルな一品です。
6−8人用45ユーロ

 

まとめ

気になるガレット・デ・ロワは見つかりましたか?どれも美味しそうで、迷ってしまいますよね。

でもご安心を!実は、フランスでは1月6日だけでなく、12月の終わり頃からパン屋さんやスーパーで販売され始め、1月の終わりまで好きなときにガレット・デ・ロワは食べられます。フェーブが当たった人が次のガレットを買う風習があり、会社などでは次々にフェーブが当たった人が1月中ガレットを買ってくるのだとか。

 


参照 : ELLE

 

 

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