O'bon Paris Blog

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パリの美しすぎるお店たち!歴史的建築のユニークなファサードまとめ!

Bonjour

パリを彩る美しい建築たち。中でも、お店の美しい看板や装飾は、パリ散歩の大きな楽しみの一つですよね。

パリ市内には、約200軒の商店が歴史的建造物として守られています。今回は、その中でもとびきり美しいお店のファサードを集めました!

次回のパリ散歩の際には探してみてくださいね!

それでは早速見ていきましょう〜☺️

 

 

Magasin aux Tortues

写真 : zigzagparis

現在はパン屋さんのPAULが入ったこの場所は元々、フランス植民地から持ってきたべっ甲や象牙を使った商品を売っていたお店。(現在ではこの手のお店はフランスでは禁止されています。) 1864年にLéonidas Garlandによって創業されたお店で、ルイ16世風のデザインなのだとか。

ファサードの上の方には亀や植物のモチーフをあしらった、美しいデコレーションが。そしてPAULと書かれた日よけシェードの陰には像の顔を発見!そしてその他のショーウィンドウのデザインや大理石の使われ方もシックでエレガント✨

この美しさは、歴史的建造物として保護されるのも納得です。

住所 : 55 Boulevard Haussmann 75008 Paris

 

 

Poissonnerie Bernheim

写真 : zigzagparis

お次は、パリ9区のお洒落な元魚屋さん。現在はレストランが入っています。この魚屋は1879年に創業され、店内はロレーヌにあるサルグミーヌ高級陶器ブランドを使用し、お店の外側は19世紀に流行したタイル製のデザイン。魚が描かれたタイルはブルーが美しく、そして「POISSONNERIE」と書かれたその字体がまたなんともお洒落で素敵✨

住所 : 24 rue du Faubourg Montmartre 75009

 

 

Au Petit Versailles du Marais

写真 : zigzagparis

パリのお洒落最先端が集まるマレ地区には、こんな素敵なパン屋さんが。その名も「マレの小さいベルサイユ」。その名の通り、絵画やシャンデリアが飾られたラグジュアリーな雰囲気です。お店の外側はクラシカルで豪華な雰囲気が魅力的ですが、店内もこれまた素敵がぎゅっと詰まっています。特に、タイル張りの天井はまさに小さなヴェルサイユ!優美でラグジュアリーなデザインで必見です!

住所 : 1 rue Tiron 75004

 

 

La Samaritaine

写真 : zigzagparis

今年、待望の再オープンを迎えたサマリテーヌ。アールヌーヴォー様式のデパートで、1870年にErnest Cognacqによって創業。植物をモチーフにした装飾にガラスやメタルが合わせられた、モダンでシックなデザインです。

住所 : 19 rue de la Monnaie 75001

 

 

Le Caffè Stern

写真 : zigzagparis

パッサージュ・デ・パノラマの中に隠れているCaffè Stern。ここは1799年創業で、パリの中でも最も古いお店の一つだそう。木製の趣ある看板に、電球がうるうる光るショーウィンドウ、と魔法にでもかかったかのような不思議な雰囲気が魅力的です。

このレストランはヴェネチア料理が美味しいらしく、アランデュカスのオススメなんだそう。

住所 : 47 Passage des Panoramas 75002

 

 

Au gagne petit

写真 : zigzagparis

オペラ大通りにある印象的なこの建物は、元々Au gagne petitというデパートがあった場所。今でもその名がファサードには刻まれたまま綺麗に残してあります。サマリテーヌの創業者のErnest Cognacもここにあったデパートで販売員として働いていたのだとか。

その堂々たる建築の美しさから、1983年から歴史的建造物として保護されています。

住所 : 23 avenue de l’Opéra 75001 

 

 

 

現在は全然違うお店が入っているのに、今でも昔のお店の名前が残っているのは面白いですよね。

それもこれも、お店の装飾にアートとしての価値を見出しているからこそ。

そんな芸術への情熱と尊敬も、フランスの素敵ポイントです☺️🇫🇷