コロナが終わったら絶対行きたい、フランスの美しい街TOP10！
新型コロナによる影響で、旅行が難しくなってしまった2020年の夏休み。皆さん夏はどのように過ごされる予定ですか？
まだまだ油断はできませんが、一歩ずつ元の生活が戻ってきている今日このごろ。少し希望が見えてきたので、用意しました「コロナ後に行きたいフランスの美しい街TOP10」！
フランスはパリだけでなく、地方も息を呑むような美しさ。一生に一度は必ず見ておきたい絶景をご紹介します！
EU国境は、いまだEU圏外からの旅行客を入境禁止にしているので、日本からフランスへ旅行することはできません。でも、パリから離れた小さな街だと、交通機関が便数が少なかったり、全く無かったりもします。他の人とは違うツウなフランス旅行をしたいなら、今から計画をじっくり立てるのも名案。
エアー海外旅行したい方もぜひチェックしてみてくださいね！
1. モン・サン・ミッシェル, MONT SAINT MICHEL
「西洋の驚異」、モン・サン・ミッシェル。海に浮かぶその姿はなんとも神秘的。モン・サン・ミッシェルは、ノルマンディー海岸の近くに位置する、岩でできた島にゴシック様式の修道院が建てられたもの。11世紀〜16世紀に建てられ、巡礼地の一つとして中世では特に重要な意味を持っていました。街と修道院は時代を経ても変わらず荘厳な姿を残していて、自然と建築の完璧な融合から1979年にユネスコ世界遺産に登録されました。
モン・サン・ミッシェルはパリから日帰りも可能ですが、1泊するのが理想的。刻一刻と姿を変えていく風景は忘れられない思い出になること間違い無し。日中は観光客で賑わいますが、夜はとても静かで幻想的。特にモン・サン・ミッシェルとともに見る日の出は格別です。モンサンミシェルについて詳しくはこちらから。 https://www.obonparis.com/ja/magazine/mont-saint-michel-abbey
アクセス : パリからモン・サン・ミッシェルまでは公共交通機関(パリのモンパルナス駅からRenne駅、もしくはDol de Bretagne駅まで。その後バスでモン・サン・ミッシェルへ)で約3時間。
2. ロワールの古城, CHATEAUX DE LA LOIRE
日本でも人気が高いロワールの古城巡り。ヴェルサイユ宮殿ほど有名ではありませんが、ロワール渓谷にある古城の数々はどれもユニークで、一生に一度は見ておきたい場所の一つです。ロワール渓谷付近100kmほどのエリアに何百もの城が建ち並び、50以上のシャトーが一般見学用にオープンしています。中でもアンボワーズ城(Amboise)、シャンボール城(Chambord)、アゼ＝ル＝リドー城(Azay le Rideau)、シュノンソー城(Chenonceau)、シュヴェルニー城(Cheverny)、シノン城(Chinon)、クロ・リュセ城(Le Clos Lucé)が有名です。
でも、なぜロワール渓谷にこれだけ多くの城が点在しているのでしょう？それは15-16世紀のルネサンス期に、戦略的に便利な地形のこの土地でフランス王室が誕生したことが由来の一つ。そこから多くのフランス貴族が、この周辺に自身の城を建てました。後に、フランス王がパリ近郊にフォンテーヌブロー城やルーブル宮、ヴェルサイユ宮殿のようなシャトーを建てることに決め、貴族たちはロワール地方から離れていきました。現在でもほとんどの城がそのままの姿で残っているため、最近は「古城の街」として注目されています。
アクセス : ほとんどの城への公共交通機関が伸びていないため、ツアーやレンタカーがおすすめ。最寄りの街のトゥールまでは、パリから電車で1時間15分、料金は20-30€程度。トゥールからはタクシーでシャトーまで行くことも出来ます。
3. ストラスブール,STRASBOURG
ストラスブールはドイツとの国境に位置し、それゆえ街並みもフランスというよりもドイツらしい雰囲気。「Petite France」と呼ばれるストラスブールの旧市街は、街を流れる運河とドイツの伝統様式である木組みの建築がロマンティック。まるでおとぎ話の世界に迷い込んだかのような美しさです。ストラスブールはフランス国内最大のクリスマスマーケットでも有名です。というわけで、ストラスブール滞在のベストシーズンはもちろん12月！ただしパリよりも寒いのでしっかり防寒対策して行きましょう！
アクセス: パリ東駅(Gare de l'Est)から電車で2時間、50-100€程度。
4. ボルドー, BORDEAUX
パリから高速列車でたったの2時間でついてしまう、「美しき月の都」ボルドー。旧市街は、独特な建築の創り出す街の美しさから、2007年にユネスコ世界遺産に登録されました。街の中心部には、18世紀の豪華でエレガントな建築が完璧な状態で残っています。この古き良き建築を活かしつつも、近年ではリノベーションが行われ、ブルス広場の水鏡のような新しい建築が注目を集めています。水鏡に映るブルス広場の光の美しさは、旅を終えても何度も思い出すほど。胸にしっかりと刻まれる絶景です。
また、ボルドーは世界的に有名なワインの都でもあります。街を囲むシャトーやぶどう畑を見学するのもおすすめアクティビティ。ワインについて詳しく知りたいという方には「Cité du Vin」というワイン博物館がぴったり。そして、南フランス名物の鴨のコンフィ、フォアグラ、砂肝のサラダもボルドーに来たら見逃せないグルメです。
アクセス : パリモンパルナス駅から電車で2時間、50-100€程度。
5. ピラ砂丘, DUNE DU PILAT
写真を見ると、「サハラ砂漠?」と思ってしまいそうですが、ここはなんとボルドーから1時間の場所にある砂丘。全長3km、幅600m、高さ100mのピラ砂丘は、ヨーロッパで最も高い砂丘です。頂上へは階段で登ることができます。
砂丘の頂上からは大西洋とアルカション湾を望むことができます。
アクセス: ボルドーからアルカションまで電車で40分、12€。その後バス1番線で「Dune du Pilat」まで30分。
6. モンブラン, MONT BLANC
モンブランと聞くとスイーツを想像してしまいますが、元々はフランスの山の名前。フランス語で「白い山」を意味するモンブランはフランスとイタリア間の国境に位置し、4,810mとヨーロッパで最も高い山とされています。頂上へ登るのはプロの登山家のみですが、Aiguille du Midiと呼ばれるモンブラン山脈のうちの一つには、シャモニーからケーブルカーが利用できます。山のパノラマビューを楽しみながら、簡単に登ることができます。
アクセス: パリから最寄りの街であるシャモニーまで、電車を2回乗り継いで5時間。
7. ニームとポン・デュ・ガール, NIMES AND PONT DU GARD
南フランスには、アルル、アヴィニョン、エクス=アン=プロヴァンスなど美しい街が数え切れないほど点在しています。時間に余裕があれば全て行き尽くしたいところですが、スケジュールがタイトな場合はニームがおすすめ。ニームはローマ時代の建築を残した、歴史的に最も重要な街。かつてローマ帝国の政治の中心地として栄え、現在でも25000人を収容できるローマ式の劇場「Arena de Nîmes」などの古い建築が残っています。
街から30分歩くと、美しい「Pont du Gare」と呼ばれる、ローマ帝国時代に建てられた橋があります。ここはローマ帝国の街であるニームに水を運ぶために作られた、全長50mの橋。1985年にユネスコ世界遺産に認定されました。
アクセス: パリのリヨン駅(Gare de Lyon)より電車で3時間、約80€。
8. プロヴァンスのラベンダー畑, LAVENDER FIELDS IN PROVENCE
プロヴァンスのラベンダー畑は近年インスタ映えするフォトスポットとして人気の観光地。しかし、ラベンダー畑を見るのはそう簡単ではありません。ラベンダーは開花期間が6月中旬から8月初旬までと短く、ほとんどのラベンダー畑へ公共交通機関が伸びていません。そのため、レンタカーを借りていくのがおすすめの手段です。大変ではあっても、陽の光を浴びて燦々と輝く畑一面のラベンダーの花々は、一生心に残る風景です。
多くの村で、ラベンダーの収穫時期に祭りが開催されています。こういったイベントもプロヴァンス文化に触れられる良い機会でおすすめです。
アクセス: エクス=アン=プロヴァンス、もしくはアヴィニョンから車。
9.ゴルジュ・ドゥ・ヴェルドン, GORGES DU VERDON
全長25km、深さ700mのヴェルドン川はヨーロッパで有名な峡谷。晴れた日には最高のおでかけスポットです。石灰岩でできたこの崖を散策したり、ターコイズブルーの滝のある風景は、息を呑む美しさ。また、ボートやカヤックを借りて川下りを楽しむのも、おすすめアクティビティの一つです。
アクセス: ヴェルドン峡谷へはFrench Riviera、もしくはエクス=アン=プロヴァンスから車でのみアクセス可能。最寄りの街はMoustiers-Sainte-Marie。
10. カランク, CALANQUES
カランクはフランスで最も人気な、自然の驚異から作られた崖ですが、外国からの観光客にはあまり知られていません。カランクという言葉はフランス語で「入口」を意味し、石灰岩でできたこの断崖絶壁は入口のような形をしていることからこの名が付けられました。崖と川は地中海まで繋がっており、マルセイユとカシスの街に位置しています。この地区は自然公園で、夏の間はいくつかのビーチは封鎖されています。カランクの楽しみ方はいくつかあり、マルセイユやカシスからのボートツアーやハイキングなどがおすすめ。他にも、漁業の盛んな街に立ち寄ったり、泳ぐのにぴったりなビーチもあります。
アクセス: マルセイユ、又はカシスからボートかハイキング。
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