O'bon Paris Blog

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ヴェルサイユ宮殿の秘密!宮殿生活についてあまり知られていない5つのこと!

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Bonjour !

太陽王ことルイ14世の城、ヴェルサイユ宮殿👑

17〜18世紀のフランスの絶対王政の権力を象徴する、世界で最も美しい宮殿の一つとしてユネスコ世界遺産に登録されています。
広大な敷地に建てられた豪華絢爛な建築と、そこに所蔵された数え切れないほどの芸術作品は、毎年何百万人もの観光客を魅了しています。

 

それにしても、こんな巨大な宮殿に住むってどんな生活だったんだろう?

というわけで、今回は宮殿生活にまつわる、ヴェルサイユ宮殿の5つの秘密をご紹介します😊

 

 

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残念ながら現在はコロナウイルスの影響で実際に行くことはできませんが、次回のフランス旅行に向けて情報をちょっぴり先取りしちゃいましょう!

また、行ったことある方にとっては知らなかった情報に触れて、ますます思い出が大切なものに成ること間違いなしです。

 

というわけで、早速ヴェルサイユ宮殿の5つの秘密を見ていきましょう!

 

 


ヴェルサイユ宮殿には約4千人が住んでいた。

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広〜〜〜い、ヴェルサイユ宮殿
建物と宮殿を見学しただけで足が筋肉痛になるほどの広さです。
そんな巨大な宮殿の管理、ここに居を構える王族のお世話、そして1682年にルイ14世によってフランス政府と宮廷をこの地に移したことから、この宮殿を管理するためにも多くの人手が必要となりました。その結果、貴族や召使いなど合計で4千人もの人々がこの宮殿に住んでいたと言われています。

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そして、それぞれの階級に応じて居住空間が異なっていました。王様はそれはそれは豪華で広々としたお部屋。階級の高い使用人だと約200m²になる住まいが割り当てられ、逆に身分が低い使用人は約10m²ほどのスペースで二人で生活する事もあったそう。

 

 


②調理場とダイニングルームが遠すぎて、王は冷めた料理を食べていた。

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5000人もの人々が一緒に食事をすることもある、優雅で贅沢な宮殿生活。何百人者使用人がお料理をサーヴしますが、やっぱり時間がかかるもの。しかも王の席は、調理場からとても遠く、料理がそこにたどり着くまでに冷めてしまっていたのだとか。
18世紀にはルイ15世が自分のプライベートアパルトマンに専用の調理場を新たに設けました。ということは太陽王ルイ14世は、宴の際はずっと冷たいご飯で我慢していた!?😳

 

 


③トイレが存在した

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トイレがなかったと言われていたヴェルサイユ宮殿ですが、実は存在したのです!
そのトイレは、写真のように丸く穴が開いた椅子型のもので、「Chase d'affaire(用事椅子)」と呼ばれていました。中に陶器の坪が入っていて、使用人が交換します。その後ルイ16世の時代には水洗トイレも設置されたという話もあります。

ただし、問題はその数。何千人もの人が暮らし、毎晩のようにパーティーで約3千人〜1万人もの人が来るのに、トイレの数は非常に限られていました。身分の高い人々でさえ近くに便器がない場合は庭の隅か、廊下や部屋の隅で用を足していたそう。それが世界一不潔な場所として知られてしまう理由です💦

 

 


④エレベーターがあった

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18世紀、「エレベーター」という言葉はまだなかった時代、その機能をする機会がすでにこのヴェルサイユ宮殿にありました。それが「Chaise volante(飛ぶ椅子)」。なんだかネーミングが可愛らしい。
この「飛ぶ椅子」は、ルイ15世の愛人であるシャトールー公爵夫人のために作られました。滑車と重りの原理で動作する手動のエレベーターでした。

 


⑤スパがあった

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ルイ14世の時代に建てられたスパもヴェルサイユ宮殿内にはあります。ここは、お風呂に入ってリラックスする場所だったそう。
「Appartement des bains(風呂の間)」と呼ばれていており、宮殿の中心部北側の地上階にあります。5つの部屋で構成されていてそのうちの2つの部屋が浴室となっています。浴槽は、なんと1.2mの深さがある巨大浴槽でした。しかし、「水に浸かると身体が弱くなる」と信じられていたため、ルイ14世はあまりこの風呂の間を使用しなかったのだとか。

 

 

 

まとめ

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あまり知られていないヴェルサイユ宮殿の5つの秘密をご紹介しました。

当時暮らしていた王や貴族たちの暮らしぶりがちょっぴり想像できたのではないでしょうか?😊
これを知ってからヴェルサイユ宮殿に足を運ぶと、より一層楽しめるはず!


次のフランス旅行まで楽しみに準備しましょう〜✈🇫🇷

 

 

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